NO.110 JavaScriptの基本的な記述方法�I

プロパティ

前回解説したオブジェクトの属性をプロパティと呼びます。
オブジェクトの種類によって付随するプロパティには様々なものがありますが、
大きく分けると参照専用のプロパティと、実際に設定できるプロパティがあります。
例えばdocumentの場合、domain(ページのドメイン)が読み取り専用のプロパティなのに対し、
bgColor(ページの背景色)は読み取りと共に書き換え可能なプロパティになります。
alert(document.bgColor); document.bgColor="red"; alert(document.bgColor); alert(document.domain);
上記の例では最初にbgColorの値をアラート表示した後、値を書き換えて再度アラート表示しています。
ついでに読み取り専用のdomainもアラート表示しましたが、読み取り専用の値を書き換えようとするとエラーになります。
書き換え可能なプロパティはそのオブジェクトの内容を変更する事が出来るもので、読み取り専用のプロパティは情報系である事が多いです。

メソッド

それぞれの種類のオブジェクトに与えられている処理をメソッドと呼びます。
例えばwindowのメソッドにはopen(URL,名前,ウィンドウ設定)があります。
DD=window.open(); DD.document.write("新しいウィンドウ");
※注:open()の()内は省略可能。